私は、ここまで沢山の経験と仲間や社会の先輩達に巡り合い、支えられ、育ててもらいました。時には沢山の回り道をし、沢山の人達に迷惑をかけた事もあります。しかし、8年ほど前に身体を壊した事もあり、それまでの『生活、考え方 生き方』を一変させ、壊す前以上にビジネスに没頭するようになりました。特に3、4年ほど前から沖縄の児童福祉問題に本格的に取り組むようになり、ラジオ番組で地域の子供達に夢を持って貰う『夢を応援する番組』の制作・放送等に関わりや、また、家出をした子供達や社会からはみ出した子供達の保護を目的とした子供シェルターの立ち上げ、運営などを行ってきました。

そうした活動を通じて、これまで前科のある数多くの青年たちにも関わる機会がありました。残念ながら全ての青年たちが再度法を犯すことなく社会復帰できたわけではありませんが、人の支えによって社会復帰することができる青年たちの姿も目の当たりにしてきました。法を犯してしまった人たちでも、働く場所や生活の場所、自分の居場所を持てるなど、支えを通じてやり直せる人は少なくないと思っています。

やり直せる人がいるのに、やり直すための機会や環境がないことは、『個人、地域、社会』にとって非常にもったいないことです。自分だからこそできることを 通じて、困難を抱えている人たちがやり直せるための場を作りたい。私自身がそうであった様に 周りに側で支えてくれ、その人の進む道を照らしてくれる、そんな存在がどんなに大きな糧になるかを私は知っています。

だから、今、道に迷う人がいるのであれば、私がその『存在』になれるように全力で頑張りたい。

私は、そう考えます。

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